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【失敗ナシ】ヘナで白髪を染める方法。1ステップでも出来ます

ヘナで白髪を染める方法
白髪染めで悩む人

白髪が増えてきたけど、普通の白髪染めは匂いもキツいし頭皮にも悪そう。ナチュラルなヘナの白髪染めが気になるけど、やり方がイマイチよく分からない。誰か優しく教えてー!

このような疑問にお答えします。

✔ブログの内容
  1. ヘナで白髪を染める方法
  2. ヘナで白髪を染める時のポイント3選

白髪って、嫌ですよね。

私もどうにか白髪を減らそうと色々やってみてはいるのですが、やはり遺伝的要因が大きいのか中々上手くいきません!!(泣)

▼私の白髪との格闘はこちらのブログでも紹介しています

白髪 治す

まだ白髪消しを諦めたわけではありませんが、今回は応急処置として久々にヘナで白髪染めをしたので、私のやり方をご紹介したいと思います。

後半では白髪染めに関する注意点もまとめているので、ぜひ最後までごらんください!

Contents

ヘナって何?白髪がオレンジ色になるって本当?

ヘナ オレンジ

ヘナとはアーユルヴェーダのハーブ(ミソハギ科の植物)で、染料として古代から様々な用途で使われています。

髪の毛が完全に白髪の人の場合、ヘナで染めると明るいオレンジ色になります。

このため、ヘナ単体で白髪染めが出来るのは、基本的に地毛が赤毛の人のみです。

黒髪の日本人が白髪を染めたい場合、インディゴという別の天然染料をヘナと一緒に使う必要があります。

白髪染め用として売られているヘナに「ブラウン」「ダークブラウン」「ブラック」などと色の表記がある商品がありますが、これらは元々インディゴが配合されているタイプです。

私がよく使うのはiherbにも売っているRainbow Research(レインボーリサーチ)の商品

ただ、日本人の髪は硬くこの手の商品では上手く染まらない人も多いため、今回はヘナとインディゴを別々に買って自分で混ぜる方法をご紹介します。

元々ヘナとインディゴが混ぜてある製品で白髪が染まりにくいのは、通常インディゴは水分と混ぜてすぐに色が出始めるのに対し、ヘナは何時間もかけてゆっくりと色を放出するためだと考えられています。

それでは早速やり方を解説していきます!

ヘナで白髪を染める方法

ヘナもインディゴも見た目は抹茶に似ています(写真は光の関係で土のように見えますが・・・汗)

さて、まずはヘナでの白髪染めに必要なものを見ていきましょう。

用意するもの

  • ヘナパウダー 1/2カップ
  • インディゴパウダー 1と1/2カップ
  • お湯 適量
  • ガラスの容器
  • スプーン
  • 毛染めに必要なもの(ケープ、手袋、くしなど)

*黒髪の場合ヘナとインディゴの割合は1:3が目安

*上記の分量はボブ~短めのミディアムヘアの人用。ただし毛量によっても必要な量が変わるので、様子を見ながら調節してください

*金属はヘナと化学反応を起こしてしまうため、使う容器やスプーンは金属以外のものを使用してください

*毛染めセット(ケープ、手袋、くしなど)はダイソーなどにも売ってます!

白髪染め用ヘナの作り方&染め方

  1. ヘナとお湯を混ぜる
  2. 室温で6時間以上寝かせてヘナの色が出るのを待つ
  3. インディゴを混ぜ入れ、30分待つ
  4. ヘナを髪の毛に塗る
  5. 4~5時間待つ
  6. ヘナを洗い流して完成

詳しく解説していきます。

1.ヘナとお湯を混ぜる

ヘナ 白髪染め

ヘナをガラスなど金属以外の容器に入れ、そこにぬるま湯を少しずつ注ぎ入れて混ぜます。

熱湯は変色を起こす可能性があるので避けてください。

最終的にはヨーグルトのようなテクスチャを目指しますが、今回のレシピでは後からインディゴパウダーを足すので、現段階ではゆるめに作っておいて大丈夫です。

私のはスープカレーのような感じでした(上の写真)。

2.室温で6時間以上寝かせてヘナの色が出るのを待つ

ヘナは水分を加えてから色が出るまでに時間がかかるので、最低でも6時間は寝かせるのがポイントです。

寝かせる時間が長ければ長いほど色の出方が強くなるので、一晩放置してもOK。

だだし、結構すぐにカビるので何日も放置するのは絶対におすすめしません(冷蔵庫に入れたとしても)。

Satori

ヘナの中には30分や1時間の放置時間をすすめる商品もありますが、この程度の放置時間では私のようなしぶとい白髪は全く染まりません。パッケージの説明通りにやって失敗したことが何度もあります!

3.インディゴを混ぜ入れ、30分待つ

ヘナからシッカリ色が出たらインディゴパウダーを混ぜ入れ、水分が足りない時はぬるま湯を足します。

ヨーグルトやマヨネーズぐらいの硬さになったら、そのまま30分待ちます。

完成品は黒っぽい深緑になります!

ヘナの硬さに注意

ヘナは硬すぎても髪に上手く塗れず大変ですが、逆にゆるすぎると液だれして洋服や床が染まる大惨事になってしまうので、くれぐれも気を付けてください!

4.ヘナを髪の毛に塗る

ヘナ 白髪染め

完成したヘナを市販の自宅用カラーリング剤と同じ要領で髪の毛に塗っていきます。

ケープ、手袋、イヤーキャップなどで衣類や皮膚を保護し、必要であれば髪の毛をセクション分けしてください。

また、顔のヘアラインはワセリンなどを塗って保護するのがおすすめです。

初めての方はパッチテスト必須です。ヘナやインディゴはナチュラルな染料ですがアレルギーが出る人もいます。

5.4~5時間待つ

ヘナを髪に塗り終えたらシャワーキャップなどで髪全体を覆って、そのまま4~5時間待ちます。

シャワーキャップがなければラップを巻き付けてもOK。

5時間は長いですが、家事をしていると意外とすぐです。

ただし、頭が温まりすぎるとヘナが緩くなって流れ落ちてくる可能性があるので、運動はおすすめしません。

6.ヘナを洗い流して完成

待ち時間が終わったら、ヘナを洗い流します。

これも市販のカラーリング剤と同じルールですが、色をシッカリ定着させたい場合は当日の洗髪はお湯のみ、またはコンディショナーのみで行います。

シャンプーを使うのは次の日以降ということですね。

仕上がりはこんな感じ。

写真では分かりずらいのですが、、、真っ白だった白髪が多少オレンジがかった暖かいブラウンに染まって黒髪にキレイに馴染みました!

https://twitter.com/satori_k/status/1490507717714137089?s=20

このツイートにもありますが、ヘナの匂いは何とも言えないです。濡れた藁(わら)のような、説明しがたい生臭い草の匂いがします。残念ながらこの匂いが得意な日本人はいないと思います(泣)。エッセンシャルオイルを入れたこともありましたが、個人的にはあまり効果を感じられませんでした、、、

さて実際の洗髪ですが・・・

感覚としては、髪に塗って半分乾いた状態の泥パックを洗い流すような感じで、かなり大変な作業となります。

キレイに洗い流すには時間もかかります。

ちなみに私は台所のシンクが深いので、そこで9割洗い流し、その後風呂場に移動してブラシなどを使って更に丁寧にヘナを洗い落としていきます。

通常乾いている状態ではヘナが多少髪に残っていても衣類が汚れたりはしませんが、夜間寝ている間に汗をかくと枕カバーに色がついてしまうことがあります。様子を見ながら枕にタオルを敷くなどして対応してください。

ヘナで白髪を染める時のポイント3選

  1. インディゴには酸を混ぜない
  2. ヘナを髪に塗って5時間以上放置しない
  3. より白髪を黒くしたい場合は2度染めが最強

ヘナは天然の染料なので毎回同じように染まるとは限らないし、髪質などによっても仕上がりがかなり左右されます。

正直私も何度も何度も「全く染まってない!」という経験を経て、今日説明した方法にたどり着いています。

最後に、ヘナの白髪染めで失敗しないための注意点を3つご紹介します。

インディゴには酸を混ぜない

ヘナには十人十色というぐらい様々なレシピがあって、中でもレモン汁やアップルサイダービネガーを入れるレシピは人気です。

ただ、インディゴはあまり酸が好きではないので、インディゴを使用して白髪染めをする場合は酸性の液体を足すのはおすすめしません。

「レモン汁を使ったら白髪が染まらなかった」という話はよく聞きます。

ヘナを髪に塗って5時間以上放置しない

「ヘナは髪がツルツルになる」というイメージを持っている人も多いですが、それはパックとして短時間(30分ぐらい)放置した場合です。

5時間以上髪に塗って放置すると髪の毛が乾燥するので、放置しすぎないように注意してください。

髪質によっては一晩放置しても大丈夫という人も中にはいますが、髪は徐々にヘナに慣れるという傾向があるので、やはり初心者の方にはおすすめしません。

より白髪を黒くしたい場合は2度染めが最強

今回紹介したワンステップで白髪を染める方法は時短にはなりますが、「染まりずらい」「もっと白髪を黒くしたい」と感じる人もいると思います。

やはり仕上がりを重視するのであれば、昔ながらの2ステップでの白髪染めが最強です。

1度目は今日紹介した方法(または元々ヘナとインディゴが混ざっている商品を使用する方法)で染め、二度目はインディゴだけで染めます。

インディゴ染めのポイント
  • インディゴはお湯だけで溶かす(余計なものを混ぜない)
  • 水分を足して30分以内に髪に塗り始める
  • 髪に塗って2~3時間は放置する
  • 当日の洗髪でシャンプーは使わない
  • 2度染めで色が入らなければ3度染めもOK
  • 2度目は同じ日に染めてもOK(濡れ髪可)だし、数日間空けてもOK

実は私も今回何度かシャンプーしているうちにヘナの色が抜けてきたので、後日追いインディゴしました!(笑)

インディゴは性格が難しいと言われていて、初めてのインディゴ染めは髪に上手く染料が入らないことも珍しくないようです。

何度もやってみるうちに髪がインディゴに慣れて染まりやすくなるらしいので、諦めずに試してみるのがおすすめです。

補足:最初からヘナを使わずインディゴだけで髪を染めようとすると、染め上がりが緑っぽく変色することがあるのでおすすめしません。

ヘナでの白髪染めは大変だけど、慣れれば出来ないことはない!

一般的な自宅用のカラーリング剤に比べると、ヘナは待ち時間が長く、洗い流しにもコツが必要なので慣れるまでは中々大変です。

私もヘナの匂いが苦手なのもあり、「二度とヘナなんか使わない!」と思ったことは何度もあります(笑)。

でも、繰り返し試していると徐々に自分や自分の環境(お風呂などの状況)により適した方法が分かってくるので、楽にはなっていきます。

ぜひ、根気強くヘナと向き合ってみてください!

以上。