パパっと作れるヘルシーおやつ50選【クリーンイーティングOK】

絶対に犯してはいけない「ローフードダイエット」のミス7つ

フルーツの朝食
(私の味気ないローブレックファスト(2014年当時)。りんご大2個、バナナ1本、マンゴー大1個、セロリ4本、ブラックペッパー。合計450カロリー。このお皿の長さ約40センチ。これぐらいは朝から食べないと必要カロリーが摂取出来ない。。。)

こんにちは、Satoriです。

食べて痩せられると噂のローフードダイエット。

美容効果や健康効果もありますので、試してみたいと思っている人も多いのではないでしょうか?

しかし、実は、このダイエットには大きな落とし穴がいくつもあり、失敗してしまう人が後をたちません!

特に、長期的にローフードのみを食べる「ローフーディスト」と呼ばれる人には、体調を崩す人も多く、安全に成功させることが難しい食事法として知られています。

そこで今日は、かつて長期的な100%ローフーディストを目指していたこともある私が、ローフードダイエットで、絶対に犯したくないミスを7つまとめて紹介します。

Contents

1.カロリー計算をしない

ローフードダイエットで、カロリー計算を怠ると、絶対に、失敗します。

ローフードでは、「摂取カロリーが全然足りていない人」と、「食べ過ぎで摂取カロリーが目標値を上回っている人」という、2つの極端なグループに分かれます。

まず、たいていの人は、1日に摂取するカロリーが足りていません。カロリーが低すぎると、代謝が落ちたり、リバウンドの原因にもなりますので、気を付けなければいけません。

また、ローフードでも、スイーツなどはカロリーが高いものがたくさんありますので、「ローフードは低カロリー」と決めつけて暴飲暴食するのも良くありません。

細かくカロリーの計算をする必要はありませんが、1日の摂取カロリーは、注意して見ておかなければ、失敗の原因になります。

2.脂肪分の摂り過ぎ

ローフードでは、脂肪分を摂り過ぎてしまい、痩せられなかったり、体調を崩す人がいます。

脂肪分の取り過ぎは、初心者が、最も犯しやすいミスの1つです。

最近では、 ケトジェニックやパレオダイエットなどの、「良質な脂質」を重視する食事が流行っているのもあり、ローフードダイエットでも、ナッツ類やコールドプレスオイルを、食べ過ぎてしまう人が非常に多くなっています。

特に、ローフードは、ケトやパレオと違い、たくさんの果物を食べますので、糖質と脂肪を同時にたくさん摂っていると、痩せるどころか、太る原因になってしまいます。

また、ナッツやシード類は消化も難しいですので、大量に食べることで、腸内環境の悪化の原因にもなります。

腸内の環境は、健康はもちろんのこと、美肌作りやダイエットにも大切ですので、注意が必要です。

3.ドライフードの食べ過ぎ

ドライフルーツやクラッカーなどの乾燥食品は、食べ過ぎてしまうと、消化器官への負担が重くなってしまいます。

実際に、ロークラッカーなどを食べた後に、お腹が痛くなった経験がある人も、いるのではないでしょうか。

そして、「ドライフルーツとナッツの組み合わせ」は、消化スピードを落とす組み合わせとして有名です。

ロースイーツの多くは、まさにこの組み合わせで出来ていますよね(汗)。

食べ物が素早く消化されず、お腹に溜まってしまうと、便秘やお腹の張りの原因になるほか、老廃物も溜まりやすく、肌荒れの原因にもなります。

この状態では、痩せやすい体も作れません。

もちろん、ドライフードは、少量なら全く問題なく、むしろ健康的な食品です。

ただし、くれぐれも、食べる量には注意しましょう。

また、乾燥食品は、そのまま食べると、体内の水分を奪ってしまいますので、肌乾燥の原因にもなります。

ドライフードは、たっぷりの水と一緒に食べることが重要です!

4.塩分の摂り過ぎ

塩の取り過ぎが、高血圧などの、生活習慣病と深くかかわりがあることは、有名ですよね。このため、世間では「減塩」をしている人が、大半だと思います。

しかし逆に、ローフードコミュニティーでは、「塩は大切なミネラル源」「塩は人間の体に必要不可欠」という考えが強く、塩を摂りすぎてしまっている人もいるんです!

確かに、一般的な食事に比べたら、絶対的にローフードの方が、塩分が少ないと思います。しかし、加工品やレストランで食べるようなローフードは、普通に塩分がたっぷり入っていて、健康的でないことすら多いです。

そして、ローフーディストがよく食べる、海藻やサラダドレッシングなどにも、塩分はたくさん含まれています。

ですので、塩分不足は、そこまで心配する必要はありません。

つまり、わざわざ、毎回、果物に塩を振りかけて食べる必要はない、ということです。

さらに、短期間のローフードデトックスをやっている人は、塩も出来るだけ抜いた方が、効果も出やすいでしょう。

5.頻繁に食べ過ぎ

ローフードはカロリーが低いですので、食べる回数が増えることは必須です。でなければ、すぐにお腹が空いてしまいます。

ただし、常に何かを食べているような状況になってしまうと、体の感覚が狂って、お腹が空いていないのに「食べたい」「食べなければいけない」と思うようになってしまいます。

これは、かなり危険です。

「ローカロリーだから頻繁に食べるのが当たり前」と決めつけずに、お腹が空くまで待ってから、食べるようにしましょう。

また、四六時中食べていると、歯の健康にも、とても悪いです。

ローフーディストに虫歯が多いのは、フルーツやスムージーなどの間食を、1日を通して食べ続けているからです。このような食べ方は、口内が常に酸性の状態を作り出し、虫歯の原因になります。

ただ、ローフードの場合、1食である程度のカロリーを摂取しようとすると、大量に食べなければいけません。

満腹になり過ぎても、消化に良くありませんので、ちょうどいい分量の野菜と果物を、スムージーにして飲むのが、一番効率がいいと思います。

6. ローフードのルールにとらわれ過ぎ

ローフードのルールにとらわれ過ぎるのは、本当に危険なことです。

ローフードを始める時は、誰にでも、「健康になる」「体に良いことをする」「〇キロ痩せる」など、具体的な目標があったはずです。

しかし、ローフードの世界にハマり過ぎてしまうと、徐々に本来の目標を忘れて、「ローフードのルールを守ること」がゴールになってしまう人がいます。

例えば、3食ロースイーツを食べていても、ローフードのルールは守っていることになりますよね?しかし、それでは健康や美容によいどころか、体調を崩す原因にさえなります。

自分が、「何でローフードを始めたのか」を、忘れないようにするのが大切です。

7.睡眠不足

アメリカのローフーディストの間では、「ローフードを食べると眠りが深くなるので、あまり寝る必要がなくなる」という神話があります。

確かに、ローフードを食べる、というか、食生活を改善したことで、眠りが深くなったり、寝起きが良くなったという人はいると思います。

しかし、睡眠時間については、人それぞれ必要な量が違いますので、眠かったらもっと寝てください!

ほかのローフーディストのことを、気にする必要はありません。

自分の体に耳を傾けることが、一番大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私が経験から学んだ、絶対に避けたい、ローフードのミス7選でした。これは、初心者が犯しやすいミスでもあります。

「過ぎたるは猶(なお)及ばざるがごとし」という、ことわざがありますよね。

やはり、体によいと言われていることでも、やり過ぎると、よくない結果を導く可能性が高いんでしょうね(汗)。

失敗しなければ、気づけないこともありますが、ぜひ、今日のブログも参考にしていただければ、うれしいです。

ハマり過ぎず、適度に楽しくローフードを取り入れてみてくださいね!