こんにちは、Satoriです。
お肌の集中ケアのために、泥パックを使っている人も、多いと思います。
でも、市販のものは、保存料や人工香料が気になりますし、いいものを選ぶと、すごく高かったりしますよね。
私もある時から、「泥なのに高すぎない?」と思い始め、自分で泥パックをDIYするようになりました(笑)。
そこで今日は、自宅のキッチンで作れる、簡単な泥パックのレシピを紹介します。
Contents
クレイの選び方
スキンケアに使えるクレイ(泥)は、英語で「コスメティッククレイ」と呼ばれます。
簡単に言えば、ミネラル分を多く含み、デトックス力の高い、「美容グレード」の泥です。
ただ、ひとくちに「美容グレードの泥」といっても、採掘される場所や地質によって、数えきれないほどの種類があります。
その中でも、一般的に広く出回っているのは、次の4種類です。
ベントナイトクレイ(グレー)
市販の泥パックのほとんどがグレーなのは、ベントナイトクレイを使用しているからです。
ベントナイトクレイは、火山灰が長い年月をかけて風化し、成分の組織が変化したものです。
皮脂を取り除く力と、デトックス力があります。
相性のいい肌タイプ
ベントナイトクレイは、全ての肌タイプに向いています。
フレンチグリーンクレイ(グリーン)
名前の通り、フランスが原産のクレイです。
強い皮脂吸収力があり、皮膚の血行も良くしてくれるほか、毛穴の引き締め効果もあります。
クレイの中では、刺激は強めで、肌が乾燥することがあります。
相性のいい肌タイプ
フレンチグリーンクレイは、混合肌、オイリー肌、ニキビ肌に向いています。
ラソールクレイ(レッド)
「モロッカン レッド クレイ」の別名で知られる通り、モロッコが原産のクレイです。
ミネラル分が多いことで知られ、ヘアパックとしても使われます。
シッカリ皮脂を吸収してくれますが、オイルバランスや肌質を整えてくれる効果があり、乾燥肌の人でも使えます。
相性のいい肌タイプ
ラソールクレイは、全ての肌タイプに向いていますが、特に乾燥肌や年齢肌におすすめです。
カオリンクレイ(ホワイト)
カオリンクレイには、イエロー、レッド、ピンクなどもありますが、一番一般的なのが、ホワイトクレイです。
カオリンクレイ(ホワイト)は、他のクレイとは違い、皮脂を吸収する力が弱いのが特徴です。
低刺激のクレイですので、肌に負担をかけずに、古い角質を取り除きたいときなどに、おすすめです。
相性のいい肌タイプ
カオリンクレイ(ホワイト)は、敏感肌や年齢肌に向いています。
クレイの買い方
コスメティッククレイは、楽天にたくさん売ってありますし、iherbなどでも、簡単に買うことが出来ます。
「クレイ」や「クレイパウダー」で、検索してみてください。
高いものでも、100グラム1000円ぐらいまでの価格帯ですので、買いやすいと思います。
ちなみに、「食品グレード」(サプリメントとしてのクレイパウダー)も、パックに使うことが出来ます。
工芸用のクレイは避けてくださいね!
DIY泥パック使用の注意点
DIYで作った泥パックの、使用方法や注意点は、市販の泥パックと、だいたい同じです。
顔に乗せて15分~20分くらい、または、肌の乾燥を感じ始めたら洗い流して下さい。
泥パックの効果を最大限に引き出すためには、「完全に乾くまで待つことが重要」、と言う人もいます。
しかし、実際には、パックの表面がバリバリにひび割れるまで待ってしまうと、肌乾燥やダメージの原因になりますので、乾燥を感じてきたら、洗い流すのがおすすめです。
洗い流す時、やさしく円を描くようにマッサージすると、より角質除去効果が高まります。
肌の様子を見ながら、週2回を目途に、使ってください。
基本のレシピ
泥パックのDIYは、おどろくほど簡単です。
レシピは、以下のようになります。
材料
- お好きなクレイ 小さじ1~1.5
- 水 クレイがやわらかいペースト状になる量
クレイと水分の量の目安は、「クレイ:水分 = 1:2」です。
泥パックに使う水は、乾燥肌の人は、ホホバオイルなどの、キャリアオイルで代用することもできます。
作り方
クレイに少しずつ水を足し、顔に塗りやすいテクスチャーになれば、完成です。
クレイの量は、パックを塗りたい肌の面積によっても、調節してください。
私は、少し多めに作って、顔に塗った残りを、首筋や、ひざやひじに、使ったりします。
つまり、金属と反応しますので、DIY泥パックを作る時には、金属のお皿やスプーンは使わないようにしましょう。
また、金属容器で、クレイを保管するのもNGです。
おすすめの追加材料
基本のシンプルなレシピでも、クレイは十分、お肌にいいことをしてくれます。
しかし、材料を追加することで、より自分の「肌トラブル」に特化した、パックを作ることが出来ます。
こういうことを言うと、ローズウォーターやエッセンシャルオイルを、思い浮かべる人が多いと思います。
もちろん、そういった材料を使うこともできます。
しかし、今回ご紹介するのは、「台所で作れる泥パックです」。
そうです。
泥パックには、野菜や果物など、キッチンにある材料を、入れてあげることが出来るんです!
エッセンシャルオイルよりも低刺激ですので、どんな肌質の方でも、楽しむことが出来ます。
オイリー肌・ニキビ肌
オイリー肌や、ニキビ肌におすすめの、泥パック追加食材は、以下の通りです。
- バナナ
- イチゴ
- トマト
- 緑茶
- グレープフルーツ
- パパイヤ
- ターメリック
- マヌカハニー
- 卵白
- アップルサイダービネガー、など
果物はすりおろすか、果汁を使ってください。
ターメリックは、入れ過ぎると顔が黄色くなりますので、要注意です。
乾燥肌・年齢肌
乾燥肌や、年齢肌におすすめの、泥パック追加食材は、以下の通りです。
- レモン
- ニンジンジュース
- アボカド
- アロエ
- サトウキビ糖
- オレンジ
- オートミール
- ヨーグルト
- お米のとぎ汁、など
美白やアンチエイジングに良いとされる材料は、身近なところにたくさんあります。
例えば、レモンやお米のとぎ汁などの、美白効果のあるものや、アボカドやサトウキビ糖のように保湿効果が高いもの、また、アロエのように皮膚の修復効果があるものです。
色々試して、好きな組み合わせを探してみてください。
私は、気になった食材やハーブなどは、とにかく使ってみます。
使う材料については、出来るだけオーガニックのものを選ぶと、よりお肌がよろこんでくれると思います。
私のお気に入りレシピ
私が10年近く、DIYの泥パックを作り続けてきた中で、一番好きなレシピを紹介します。
ちなみに、私の肌は、元々ニキビ肌でしたが、現在は普通肌~混合肌です。
ニキビが出来なくなった今でも、夏にはよくこのレシピにお世話になっています。
材料は、次の3つです。
- グリーンクレイ 小さじ1〜1.5
- キュウリのすりおろし 少々
- マヌカハニー 少々
キュウリの水分でペーストを作りますので、水は使用しません。
マヌカハニーには抗菌作用があるので、ニキビに効果があるほか、保湿力も高いですので、グリーンクレイの乾燥からお肌を守ってくれます。
作り方のポイントは、キュウリを冷たく冷やすことです!
日焼けなどによる、肌の炎症や火照りを、冷たいキュウリが取ってくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
クレイと身近な食材を組み合わせるだけで、結構いろんなDIY泥パックが出来ますよね。
クレイの種類は、迷ったら、ベントナイトクレイがおすすめですよ!
お肌がよろこぶ、ステキなレシピに出会えますように♪