このような疑問にお答えします。
・青汁の原料とそれぞれの特徴(5つ紹介)
・青汁の安全でコスパがいい買い方
これを書いている私は、青汁歴20年近くになり、今まで数えきれないぐらいの青汁を試してきました。
子供の頃、うちの冷凍庫はケールで一杯だった!
でも今は、ケール以外にも色んな種類があるんですよねぇ。
選択肢が多いと逆に困ってしまいます・・・
そこで今日は、青汁の原料と、健康オタクの私が一番おすすめする青汁の買い方を解説していきたいと思います。
Contents
青汁の原料とそれぞれの特徴
青汁の主原料には、葉物野菜や穀物の若葉などがあり、今現在広く出回っているのは次の5種類です。
- ケール
- 大麦若葉
- 明日葉
- 桑の葉
- 小麦若葉
詳しくみていきましょう。
ケール青汁の特徴
・アブラナ科の野菜(キャベツの仲間)
・ビタミンA(βカロテン)が豊富→骨を強くする
・ビタミンK→1日に必要な量の6倍以上(ケールひと掴み)
・味は青臭く苦みがある
・色は黒にも近いような濃い緑
ケールはその栄養価の高さから、健康食品業界では「野菜の王様」と呼ばれたりします。
最近は飲みやすいタイプも出ていますが、基本的なお味は「良薬口に苦し」のイメージ。
大麦若葉青汁の特徴
・大麦(イネ科)の若葉
・ビタミンC、ビタミンE、βカロテンなどをバランスよく含む
・亜鉛の含有量が多い→免疫強化
・食物繊維やミネラル類も豊富に含む
・多少の甘味があり、「抹茶風味」と表現されることも
大麦若葉は、ケールの次に有名な青汁原料。
栄養価はとても高いけど、ケールほどではない(ぶっちゃけ)。
飲みやすい味なので、家族で飲める青汁のイメージ。
明日葉青汁の特徴
・セリ科の植物
・生命力が強く、別名「不老長寿の妙草」
・カルコンやクマリンなどのポリフェノールが含まれる→アンチエイジング
・βカロテンやカルシウムを豊富に含む
・みつばをマイルドにしたような味
その昔、中国の皇帝が明日葉を求めて日本まで来たという伝説があるぐらい、薬草のイメージが強い野菜。
ただ、同じセリ科のパセリ、セロリ、みつばなどが苦手な人は、商品によっては単体で飲むのはキツい場合も。
桑の葉青汁の特徴
・クワ科の植物。果実はマルベリーと呼ばれる
・鉄分、カルシウムなどのミネラル分が豊富
・食物繊維が豊富
・桑の葉の特有成分であるDNJ(1-デオキシノジリマイシン)→糖質の吸収を抑制
・クセや苦みのない優しい味
桑の葉は飲みやすい味で、DNJによるダイエット効果を期待して購入する人も多い青汁。
アメリカではあまり見かけないので、個人的にはアジアの青汁原料のイメージ。
小麦若葉青汁の特徴
・小麦(イネ科)の若葉
・クロロフィル含有量が多い→デトックス効果
・ビタミンAとCが豊富
・90種類以上のミネラルが含まれる
・青臭さは比較的少ない
アメリカ人がジュースバーでショットグラスで飲んでいるのが小麦若葉青汁です。
日本では、他の4つほどの知名度はありませんね。
✔青汁原料のまとめ
- ケール → 栄養価重視で味は気にしない人
- 大麦若葉 → 飲みやすい青汁を探している人
- 明日葉 → セリ科植物の薬草パワーが気になる人
- 桑の葉 → DNJで太りにくい体を目指したい人
- 小麦若葉 → デトックス効果を求めている人
上記の通りです。
5つとも栄養価の高い野菜ですが、少しずつ期待できることが違ってきます。
青汁は継続して飲めなければ意味がないので、飲みやすいもの選ぶことも大切です。
さて・・・
ここまで読んで、好みの青汁のタイプが分かってきた人も多いのではないでしょうか?
しかし!
実は青汁をより安全にコスパ良く買う方法もあるので、今からそれを解説していきますね!
青汁の一番安全でコスパが良い買い方
結論から言うと、青汁は数種類の原料がブレンドされているタイプが、一番コスパ的には良くなります。
青汁の原料にはそれぞれ違うベネフィットがあるので、それをいいとこ取りする感じですね!
私が個人的に気に入っている青汁も、全て数種類の青汁原料のブレンド商品です。
ブレンド青汁の方が安全性も高いの?
実は、安全面でもブレンド青汁は優秀です!
野菜は「色んな種類をバランスよく食べるべき」というのはもはや常識だと思いますが、その理由って知ってますか?
・違う種類の野菜には違う栄養分が含まれているから
・自然毒などのリスクを回避するため
何ごともやり過ぎは良くないんですよね。
特定の野菜ばかり青汁というカタチで大量に飲むと、自然毒の摂取や、アレルギー反応などの心配も、多少なりとも出てきます。
自然毒:野菜や果物に自然に含まれる毒素。常識的な範囲内での食べ方であれば、人体への害はない。
品質の良い青汁であれば、各種安全性の検査はしていると思いますが、出来れば同じ種類ばかり飲むのは避けたいところです。
・数種類の原料がブレンドされた商品を買う
・数種類の青汁を買って、ローテーションで飲む
以上の2点に注意すれば、より充実した青汁習慣になると思います!
まとめ:青汁は欲張って色んな種類を試す方が、コスパも安全性も高くなる
記事の内容をまとめます。
- ケール青汁 → 栄養価重視で味は気にしない人向き
- 大麦若葉青汁 → 飲みやすい青汁を探している人向き
- 明日葉青汁 → セリ科植物の薬草パワーが気になる人向き
- 桑の葉青汁 → DNJで太りにくい体を目指したい人向き
- 小麦若葉青汁 → デトックス効果を求めている人向き
- 一番安全でコスパのよい青汁 = 数種類のブレンド商品
私も昔は「シンプルな方が健康的だろう」と、ケールや大麦若葉などの単独原料にこだわっていました。
でも、落ち着いて考えてみると・・・
色んな種類が入っていた方が、圧倒的に栄養価もコスパも安全性も高い!(笑)
ということで、10年ほど前から「ブレンド青汁」か「数種類をローテーションする飲み方」に移行しました。
本日は以上です。
青汁を買いたいけど、ケールや大麦若葉・・・原料が色々あるからどれを選んだらいいのかイマイチ分からない。一番コスパがいい買い方が知りたい!