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キャロブパウダーはまずい?カカオとの味や栄養の違いを解説

キャロブ まずい
キャロブに興味がある人

キャロブパウダーが気になってるけど、美味しくないって聞いたから不安。どんな味なの?カカオとの違いも気になる。

このような疑問にお答えします。

✔️記事の内容

・キャロブパウダーの味(まずいの?)
・キャロブとカカオの違い

アメリカでは「カカオの代用品」として浸透しているキャロブパウダーですが、実際の味はどうなのでしょうか?

昔から「キャロブはまずい」という噂があるため、気になっている人も多いと思います。

そこで・・・

Satori

キャロブ使用歴10年になる健康オタクの私が解説します!

気になるキャロブとカカオとの違いや栄養価についてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

▼キャロブのおさらい

キャロブって何?

地中海地方原産のマメ科の植物。果肉(豆)の部分を乾燥・焙煎して粉末状にしたキャロブパウダー(キャロブ粉)は飲料やお菓子作りの材料として使われる。

Contents

キャロブパウダーの味(まずいの?)

キャロブ 味

キャロブは甘みのある豆をローストして粉末状にしただけのシンプルな食品なので、「不味い」と感じる人は少ないでしょう。

「香ばしく甘みのあるきな粉のような味」と感じる人もいるようです。

カカオとの風味の違いをまとめました。

キャロブカカオ
苦味弱い強い
甘みありなし
香ばしさありあり
油っぽさなしあり

キャロブはカカオに比べるとサッパリとしていて、甘みが強く苦味の少ないマイルドな味が特徴です。

✔ポイント

キャロブはカカオの代用品として有名ですが、カカオとは全く別の独自の風味があるため「チョコレート味」を期待するとガッカリしてしまう人も多いでしょう。

次に、キャロブとカカオの味以外の違いも見ていきましょう!

キャロブとカカオの違いは?

キャロブ カカオ 違い

キャロブとカカオは見た目こそ似ているものの、中身はかなり異なります。

違いを表にまとめました。

**栄養分は大さじ2杯に含まれるおおよその量です。

キャロブカカオ
原産地地中海地域・中東中央・南アメリカ
カロリー25kcal25kcal
食物繊維4.8g4.0g
鉄分0.4mg1.6mg
マグネシウム6.4mg81mg
リン9.4mg80mg
脂肪分01.3g
糖質15g6g
刺激成分なしテオブロミン
抗酸化物質普通~多め非常に多い
カフェインなしあり
シュウ酸なし微量

要点をまとめると以下のようになります。

✔キャロブとカカオの違い
  • キャロブは食品、カカオはスーパーフード
  • キャロブは糖質が多く、カカオは脂質が多い
  • キャロブの方が繊維質は多い
  • カカオに含まれるテオブロミンやカフェインなどの刺激物質が、キャロブには含まれない

リアルな話、ほとんどの人は「カカオが体に合わない」「カカオの消費量を減らしたい」という理由からキャロブを使っています。

キャロブはそれだけ低刺激で誰でも食べられる食品なわけですが、その代わりに栄養価の面ではカカオにはかないません。

ニーズに合わせて選んだり、併用するのがおすすめです。

▼気になるカカオの食べ過ぎについては、こちらのブログでまとめています

カカオ 食べ過ぎ

キャロブパウダーの美味しい食べ方

キャロブ製品にはシロップやチョコチップなどの加工品もありますが、一番色んな方法で楽しめるのがキャロブパウダーです。

キャロブパウダーは、カカオパウダーやココアと同じように使うことが出来ます。

キャロブパウダーの楽しみ方
  • スムージーに入れる
  • ミルクに混ぜて飲む
  • キャロブチョコを作る
  • その他のお菓子作りに使う
  • アイスクリームやオートミールにトッピングする

お菓子作りに使用する際の注意点としては、キャロブには元々甘味があるため、レシピに使う甘味料の量にはご注意ください。

次に、キャロブで作れるチョコレートのレシピを2つご紹介します!

キャロブチョコレートの作り方(レシピ2つ)

  1. 基本のキャロブチョコ
  2. 応用編のキャロブチョコ

上記の2つを順番に紹介します!

基本のキャロブチョコ

キャロブパウダー レシピ

思い立ったらすぐに作れる基本のレシピです。

✔材料3つ「超基本」のキャロブチョコ

【材料】
キャロブパウダー 大さじ3
ココナッツミルク 大さじ1.5
ココナッツオイル 大さじ3

【作り方】
キャロブパウダーにココナッツミルクを少しずつ入れ、なめらかになるまで混ぜる
①に溶かしたココナッツオイルを入れ、よく混ぜる
お皿やトレイ(天板)にクッキングシートなどをしく
③にキャロブ液を流し入れ、冷凍庫で冷やし固める

【ポイント】
お好みではちみつやメープルシロップを小さじ1ほど足してください

応用編のキャロブチョコ

キャロブチョコ 作り方

応用編はフードプロセッサーを使った方が上手く仕上がりますが、なくても大丈夫です。

✔キャロブチョコ応用編

【材料】
キャロブパウダー  大さじ4
カカオパウダー 大さじ1(なくてもOK)
ココナッツバター 120ml
ココナッツオイル 大さじ3
ココナッツフラワー 大さじ1~2(アーモンド粉でも)
天然塩  ひとつまみ
バニラエクストラクト 小さじ1/2
トッピング(ナッツやドライフルーツなど) 少々

【作り方】
ココナッツバターとココナッツオイルは溶かしておく
トッピング以外の材料をフードプロセッサーに入れて混ぜる
味見をして、足りないものを足す
チョコレート型やカップケーキ型にキャロブ液を流し入れる
トッピングをのせる
常温、または冷蔵庫で冷やし固める

【ポイント】
・キャロブ液は容器にちょうど無理なく注げるぐらいの硬さを目指します
・水っぽければココナッツ粉を足してください
・固まった後、白い斑点が出たり表面が多少ボコッとするのはごく普通の現象です
・お好みで甘味料を足してください

美味しいキャロブチョコが出来ますように♪

まとめ:キャロブはカカオとは別物だけど、食べやすく色んなレシピに使える!

今回のブログの内容をまとめます。

✔記事のまとめ
  • キャロブはまずくない
  • キャロブはチョコレートの味はしない
  • キャロブは栄養価ではカカオに劣るけど、刺激物やカフェインもなく、誰にでも食べやすい食品
  • キャロブは色んなスイーツレシピに使える

キャロブは食物繊維を豊富に含むので、既存のレシピに足すだけでもお菓子の栄養価がアップします。

個人的には、グルテンフリーのパンケーキ(パンケーキミックス)に入れるのがお手軽でおすすめです。

それでは本日は以上!

▼カカオとココアの違いはこちらからどうぞ

カカオ ココア 違い