パパっと作れるヘルシーおやつ50選【クリーンイーティングOK】

ケールサラダが不味い!?美味しく作る下準備のコツは3つだけ

ケールサラダ
(ランチ:ケールとロメインレタスのサラダ)

美容や健康によいと評判のケール。栄養満点で、「スーパーフード」としても有名ですよね。

最近は、スーパーの野菜コーナーでもケールを見るようになりましたし、ケールの宅配も、とっても人気みたいです!

でも、生のケールって、食べるのがなかなか難しいですよね。

スムージーはまだしも、「サラダはハードルが高い!」と思っている人も、多いのではないでしょうか? 

実は、ケールのサラダを美味しくするには、ちょっとした下準備が必要なんです!

しかし、ご安心ください。

「すごく簡単な」下準備ですので、今日のブログを読めば、誰でも美味しく作れるようになります^^

Contents

ケールの選び方

アメリカでは、「葉物野菜の女王」と呼ばれることもあるケールですが、まずは、そのケールの選び方からみていきましょう。

サラダにする場合、一番おすすめなのは、「サラダケール」などの名前で販売されている、生食用のケールです。

これらは、一般的に、ケールの若葉になります。

苦みもなく、葉も柔らかいですので、下準備なしで、そのまま、ドレッシングをかけてサラダとして食べられます。

ですが、「サラダ用のケールが見つからない・・・」ということも、よくありますよね。

その場合、ケールの選択肢は大きく分けて3つあります。

カーリーケール

「カーリー」の名の通り、葉の端がカールしているタイプの、ケールです。カールしている部分は、どことなくパセリのような見た目です。

ちなみに、アメリカで一番一般的なケールは、このカーリーケールです。

葉には多少の苦みがあることがあり、芯が硬いのが特徴です。

ラシアントケール

イタリアのトスカーナ地方原産と言われるケールです。

トスカーナケール、カーボロネロ、とも呼ばれます。

また、葉の表面が恐竜の皮膚のようにボコボコとしていることから、アメリカでは、ダイナソー(恐竜)ケールとも呼ばれています。

他の品種よりも、黒っぽい深緑の葉が特徴的です。芯は細めで、比較的柔らかいことが多いです。

コラード系ケール

「Cook(クック・調理)ケール」の名前で売られることもあるケールです。葉は大きな楕円形をしていて、キャベツの葉を、色だけ濃い緑色にしたような見た目です。

味はマイルドで苦みが少なく、芯がとても硬いのが特徴です。

実は、コラード系ケールは、アメリカでは「コラードグリーン」と呼ばれ、ケールとしては認識されていません。

 

しかし、ケールとは親戚関係にあり、同じく栄養価が高いスーパーグリーンです。

コラードグリーンの煮物は、アメリカ南部の「ソウルフード」としても有名です。

サラダにするなら

この3種類の中で、サラダにおすすめなのは、カーリーケールか、ラシアントケールです。この2つの方が、コラード系ケールよりは柔らかく、生食に向いています。

しかし、コラード系ケールも、下準備をしっかりすれば、サラダとして食べられます。

ここからは、普通のケールをサラダにする場合に大切になってくる、「下準備」について、解説していきます。

下準備の3大原則

ケールをサラダとして生で食べるためには、絶対にやった方がよい下準備が、3つほどあります。

この下準備を怠ると、「作ってみたけど、食べたくないサラダ」に、なってしまう可能性大です。

1. 芯は取る

ケールの芯はとても硬いですので、生食には向きません。きれいに取って、柔らかい葉の部分だけを使いましょう。

私も最初は、「せっかくケールを買ったのだから、丸ごと全部食べたい!」と、芯の部分も使っていました。

しかし、芯を入れることで、最悪の場合、噛んでも噛んでも噛み切れず、吐き出すことになります。

これでは、楽しい食事も台無しになってしまいますので、面倒でも、芯は必ず取るようにしましょう。

取った芯は、スムージーに入れたり、煮物にすれば、無駄にならないよね。

2. 小さく切る

ケールの葉は、小さめに切るのが鉄則です。

レタス感覚で、大きめにちぎりたくなってしまいますが、ケールの葉は硬いですので、大きいと、口の中でモソモソとして、食べずらくなってしまいます。

大きめサイズで使いたい場合は、サラダケール限定にしましょう。

普通のケールを使う場合には、小さく、5ミリ幅ぐらいの、短冊切りにするのがおすすめです。

葉を何枚か重ねて、クルっと葉巻のように巻き、端から一気に切っていくと作業が速いですよ。

3. 揉む

ケールサラダの下準備で、絶対に欠かせないのは、葉を「揉む」作業です。

少量の塩と酸(レモン汁、またはお酢)で、ケールをガンガン揉んでください。塩が水分を引き出し、酸が硬い繊維を分解し、食べられる柔らかさになってきます。

前日に、この揉みこみの作業をやっておいて、一晩寝かせても大丈夫です! 私はよくそうします。

(とにかく、シッカリ揉むことが大切!)

芯は取って、小さく切って、揉むだけね。これなら、初心者の私でも、簡単に出来そう!

美味しいサラダにするコツ4

さて、下準備が出来ましたので、ここからは、ケールを美味しいサラダにするコツを、4つほどご紹介していきます。

レタスなどのサラダに比べて、「美味しくない」と感じる人が多いケールサラダですが、以下のコツを押さえて作れば、必ず美味しくなります。

ドレッシングは酸を多めに使う(食感対策)

「ケールサラダが美味しくない」と感じる主な理由は、実は、味ではなく、ケールの硬さと食感です。

ケールが出来るだけ柔らかくなるように、お酢が多めのドレッシングを使うのがポイントです。

ガーリックレモンドレッシング

私のおすすめの手作りドレッシングは、ガーリックレモンドレッシングです。以下の材用をよく混ぜるだけで、完成です! すごくおいしいですよ。

  • アーモンドバター 大さじ3
  • レモン汁 大さじ2
  • メープルシロップ 小さじ2
  • にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
  • ブラックペッパー 少々
  • 塩 小さじ1/4~1/2
  • 水 大さじ3

ケールより硬いトッピングを使う(苦み・食感対策)

アメリカでケールのサラダと言えば、アーモンドやピーカンなどのナッツ類や、サンフラワーシードなどのシード類が、かなり頻繁にトッピングとして使われます。

これは、ナッツやシードの油っぽさと、多少苦く感じるケールの葉との、味のバランスが良いからですが、それだけではありません。

硬いナッツを入れることで、その対比として、ケールが柔らかく感じるのです。嘘みたいな話ですが、ケールを美味しく感じさせるための、コツの1つです。

甘さを足す(苦み対策)

ケールには多少の苦みがあるうえ、酸っぱいドレッシングであえる場合が多いですので、甘いものを入れてバランスをとることは、とても重要だと考えられています。

アメリカで一番ポピュラーなトッピングは、ダントツでドライクランベリー(砂糖などの甘味料で甘くしてあるもの)です。その次は、生のリンゴではないでしょうか。

個人的には、ドライアプリコット(あんず)も好きですし、ローストしたサツマイモやカボチャなどをのせるレシピも、特に秋口などにはよく目にします。

ドレッシングに、はちみつや、メープルシロップを入れるのもいいですね。

他の野菜と混ぜる(苦み・食感対策)

「ケールだけのサラダは、どうしても好きになれない」という場合は、色々な野菜と混ぜてみましょう。ケールの割合が減れば、苦みや食感も気にならなくなります。

レタスやキュウリなど、食感のよい野菜と組み合わせるのもいいですし、トマトや玉ねぎなど、ケールと全く食感の違う野菜もよく合いますよ。

また、キヌアなどと混ぜて、ライスサラダ風にしたり、ひよこ豆と混ぜるレシピも人気があります。

キヌアや豆類は、植物性のタンパク質を豊富に含んでいますので、ベジタリアンメニューとしても、おすすめです。

お肉や乳製品を食べる人なら、グリルチキンとか、チーズをのせても、おいしそうだよね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ケールのサラダを美味しくするためには、しっかり下準備をすることが一番大切です。芯は取り、小さく切って、揉むのを忘れずに。

また、トッピングやドレッシングの工夫をすることでも、生のケールはとっても美味しくなります。

ぜひ、色んな組み合わせを試して、自分の好きなケールサラダのレシピを、見つけてくださいね!