このような疑問にお答えします
・青汁に副作用はあるの?
・青汁による体調不良5選
・青汁を健康的に続けるためのコツ3選
これを書いている私は、青汁を毎日飲み始めて10年近くになります。
その経験から言うと、ぶっちゃっけ・・・
青汁の飲みすぎで体調不良になる可能性は、あります!
え・・・!?
青汁は体に良いんじゃないの!?
矛盾してる!!!
・・・
たしかに、そうですよね(笑)。
ただ、青汁は飲み過ぎなければとても健康的な食品なので、今日のブログでは快適に続けるコツも合わせてご紹介します。
それでは早速、副作用からみていきましょう!
Contents
青汁に副作用はあるの?
青汁は「食品」なので、薬や医療行為に対して出るような「副作用」はありません。
妊婦さんや、小さいお子さんでも安心して飲めます。
ただし、例外もあります。
・青汁に添加物や人工合成ビタミン、美容成分などが添加されている場合
・医師にビタミンKの摂取を控えるように言われている場合
純粋な青汁は単なる粉末状の野菜ですが、添加物などを多く含む製品は健康に悪く、何らかの副作用が出てもおかしくはありません。
▼健康的な青汁の選び方は、過去の記事でまとめています。
また、濃緑野菜(特にケール)にはたくさんのビタミンKが含まれているんですが、ビタミンKは血液の凝固を助けるため、血液凝固を防止する薬(ワルファリンなど)とは相性が悪いです。
持病の薬などを飲んでいる場合は、青汁を飲む前にかかりつけ医に相談しましょう
逆に言えば、健康な人で、高品質の青汁を選んでさえいれば、青汁で副作用や健康被害が出ることはないんですよね。
ただし・・・
体調不良になることはあるんです!
青汁で体調不良になるの?
こんな経験ありませんか?
・ほうれん草を食べたら下痢になった
・桃を食べたらお腹が緩くなった
・サツマイモを食べたらお腹が張った
野菜や果物も、食べ過ぎやその時の体調によっては、具合が悪くなることもあります。
これは、野菜の粉である青汁も同じ。
青汁が引き起こす可能性のある体調不良について、詳しく解説していきます。
青汁の飲みすぎによる体調不良5選
- 肝臓に悪い
- 甲状腺に悪い
- 下痢になる
- 便秘になる
- アレルギーが出る
上記の通りです。
順番にみていきましょう。
肝臓に悪い
青汁を飲み過ぎると、肝臓が余分なビタミンやミネラルの処理で疲弊してしまいます。
とくに脂溶性の栄養分は体内に蓄積しがちなので、肝臓が一生懸命働いて体外に出さなくてはいけません。
肝臓では、アルコールなどの刺激物や、体に害のあるものが処理されるイメージですが、実は余分な栄養分も肝臓で処理されるんですよね!
甲状腺に悪い
ケールに含まれるゴイトリンという成分は、多量摂取すると甲状腺の機能を抑制してしまいます。
普通にケールを食べている分には問題はないものの、青汁でゴイトリンを多量に摂取し続けてしまうと、甲状腺への健康被害が出ないとも限りません。
飲む量には注意ですね。
下痢になる
ビタミン、ミネラル、食物繊維は、健康のためには必要ですが、どれも摂り過ぎるとお腹が緩くなることがあります。
元々便がふつう~やわらか目の人に起こりやすい症状です。
便秘になる
青汁による便秘の原因は食物繊維の過剰摂取です。
とくに、今まで野菜を食べていなかった人が青汁を飲むと、急に入ってきた食物繊維を体が処理しきれずに、便秘になることがあります。
アレルギーが出る
特定の野菜に敏感な人や、遅延性アレルギーがある人は多いです。
ただ、症状が軽い場合も多く、普通に野菜を食べている時には気づけません。
私はサヤインゲンの遅延性アレルギーなんですが、検査をするまでは全く気付かなかった!
青汁というカタチで特定の野菜や果物を大量に、かつ毎日飲むことによって、初めて分かりやすいアレルギー症状が出ることもあります。
「私はアレルギーはない」と決めつけず、体調がすぐれない時は、すぐに飲むのをやめましょう。
さて・・・
ここまで青汁による体調不良について解説してきましたが・・・
実は、これらの体調不良はちょっとしたコツをつかむことで、簡単に回避することが出来るんです!!
その方法を、サクッとお話ししますね。
青汁を健康的に続けるためのコツ3選
- 摂取量に気を付ける
- ローテーションで飲む
- 常識で判断する
上記の3つを守れば、青汁の健康的な面だけを楽しむことが出来ます!
詳しく説明しますね。
摂取量に気を付ける
重要:野菜の粉である青汁で体調不良が起こるのは、過剰摂取した場合のみです。
「たくさん飲めばもっと健康になる」ということはありませんので、パッケージに書いてある摂取量の目安を大幅に超えての摂取は避けましょう。
ローテーションで飲む
特定の野菜や栄養分ばかり摂り過ぎないようにするために、青汁は違う種類をローテーションで飲むか、数種類の野菜がブレンドされている商品を選ぶのがおススメです。
こうすることで、不快な症状が出てくるリスクを下げることが出来ます。
▼青汁の原料による違いについては、こちらの記事でまとめています。
常識で判断する
ここで問題です。
ほうれん草を食べ過ぎたら下痢になってしまいました。
あなたは、どうしますか?
カンタンですよね?
食べる量や回数を減らしたり、他の野菜を食べるようにすると思います。
症状がひどければ、病院に行くかもしれませんね。
青汁も同じです。
粉末状の野菜とはいえ体に合わないことはあるので、青汁で体調を崩した時は、常識的に判断して対応するのが一番。
まとめ:青汁による体調不良は、飲みすぎなければ心配なし
記事の内容をまとめます。
- 青汁は食品なので副作用はない
- 青汁で体調不良になることはある
- 青汁の飲みすぎは肝臓や甲状腺に良くない
- 青汁の飲みすぎは下痢、便秘、アレルギー症状の原因になる
- 青汁は摂取量を守って、ローテーションで飲むのがおすすめ
- 青汁による体調不良には一般常識で対応しよう
私も昔は、「青汁は野菜なんだし、いくら飲んでも大丈夫でしょ!」と、出来るだけたくさん飲もうとしてました。
今だから言える・・・
あれは、間違いでした(笑)。
今は改心して、少量を継続的に飲んでいるので、お腹がゆるくなることもなくなりました!
やっぱり、何ごとも行きすぎはダメですね。
以上!
毎日青汁を飲んでるけど、飲みすぎによる副作用ってあるのかな?肝臓に悪いというウワサを聞いたから、ちょっと心配。