こんにちは、Satoriです。
今日は久々に最近書いていなかった、普通のブログです。
というのも、みなさん!
オリエンタルラジオの中田敦彦さんが、ご自身のYoutubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」に投稿したヴィーガンに関する動画、ご覧になりましたか!?
「ついに、ここまで来たか」という感じで、震えました。感無量です。
今回のブログでは、動画の概要や、動画を見るメリットについて解説していきます。
また最後に、「なぜ私がこの動画に勇気をもらったか」についても書いているので、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
動画の概要
中田さんのヴィーガン動画はパート①とパート②の2本あります。
それぞれ簡単に、語られていた内容をまとめました。
【ヴィーガン①】世界中のセレブやスポーツ選手が注目している完全菜食主義(Vegan)
- 2020年アカデミー賞のレセプションパーティーに100%ヴィーガン料理が採用される
- ベジタリアンの種類の解説
- 温室効果ガスの原因の18%が畜産業
- 食肉の安定供給のため森林伐採がすすみ、ブラジルのアマゾンの森林が70%消滅
- 穀物の大半は人ではなく家畜に与えられるため、未だに地球上の9人に1人が飢餓で亡くなっている現状
ビリー・アイリッシュ、レオナルド・ディカプリオ、ビル・ゲイツなど、世界の名だたる有名人がヴィーガンになったり、ヴィーガン産業に出資する理由がシンプルに分かりやすく語られています。
また、一般的なヴィーガンのイメージは「ストイックで、健康志向で、変わった思考を持っている人」という感じたが、実はヴィーガンは「個人的な思考」などではなく、「気候変動、森林伐採、畜産業界の闇、飢餓などの社会問題を大きくえぐっている現象」と説明されてます。
【ヴィーガン②】日本人は元々ベジタリアンだった(Vegan)
- 工場式農場(ファクトリーファーム)の現状
- ユヴァル・ノア・ハラリさん(『サピエンス全史』の著者)が本の執筆の過程で脱動物搾取のためにヴィーガンになった話
- WHOによれば、食肉には発がん性がある
- 日本の菜食の歴史
- ヴィーガンでも美味しいものは食べられる
- まずは半歩前進するところから始めよう
パート②では、「ヴィーガンはちょっと変わった人ではなく、社会問題に気づいている人」というパワーフレーズが登場します。
また、動画を見終わった後のアクションとしては、
まずは知って一度リラックスする。そしてさらに調べて、出来ることから始める。まずはいつもの食生活からほんの半歩だけ前に出てみる
ニュアンスですが、こんな風におっしゃってます。
私もいつも「1人1人が半歩前進すれば、人類にとって大きな1歩になる」と思っていたので、今回の動画は、多くの菜食主義の方の気持ちを代弁する形の内容だったのではないでしょうか。
2本合わせて見るのがおすすめです!
この動画が参考にしている本
今回の中田さんの動画は、垣本充さんと大谷ゆみこさん著の『完全菜食があなたと地球を救う ヴィーガン 』を参考に作られています。
発売されたのは比較的最近で、2020年の4月23日です。
私も読みましたが、ベジタリアンの種類から説明があり、全くの初心者でも手に取りやすい本だなと思いました。
個人的には、「日本のヴィーガン史」が、今まで自分が読んできた英語の本では学べなかった内容で、とても勉強になりました!
この動画を視聴するメリット
- ヴィーガンを知らない人→偏見のないヴィーガン知識が身に付く
- ヴィーガンの人→ヴィーガンを広めるツールとして使える
- ヴィーガンに悪いイメージを持っている人→ヴィーガンへの理解が深まる
順番に解説していきます。
ヴィーガンを知らない人
「ヴィーガンを全く知らない」もしくは、「なぜこんなにヴィーガンが流行っているのか分からない」という人は、この動画を見ることで、疑問が解決します。
中立的な立場から、とてもシンプルに順序だてて話してくださっているので、内容がスッと頭に入ってくると思います。
「ニッチな食事の裏に、こんなにも大きな社会問題が隠れていたなんて!」と、ビックリする人も多いかもしれませんね。
ヴィーガンの人
ヴィーガンの人にとっては、ヴィーガンと社会問題の関連性などを再確認できる動画です。
また、今度から「肉を食べない理由」を聞かれて伝え方に困った時は、「あっちゃんの動画が分かりやすいから、リンク送るね!」ということが出来ます!
ここがホントに革命だと思います!
なぜなら、いつもテレビで見ている芸能人に代弁してもらうことで、急にみんな話を聞いてくれるからです。
今までアメリカでは出来ていたけど、日本ではほとんど出来なかったことなので、本当に中田さんに感謝です!
ヴィーガンに悪いイメージを持っている人
ヴィーガンには穏やかな人が多いですが、もちろん目立つのは過激な人ばかりです。
そのおかげで、ヴィーガンに悪いイメージを持っている人もいるかと思いますが、この動画を見ることで本来のヴィーガンというライフスタイルに対する理解が深まり、嫌悪感が薄まるのではないかと思います。
個人的な感想:動画に勇気をもらい、久々にヴィーガンに対してポジティブな気持ちになれた!
個人的な感想としては、「日本でもこんな有名で影響力のある人が、ヴィーガンについて語る日が来たのか」とすごく感動しました。
そして、何より勇気をもらいました!
私は2014年ごろから私自身が実践しているクリーンイーティングに関連して、「食肉を減らそう」という発信をしてきましたが、結構悲惨な目にあってます(笑)。
私の場合は、私自身がヴィーガンでないのにも関わらず菜食の情報を発信するので、ほとんどがヴィーガンの方からのアンチコメントでした。
ブログにチーズをのせたら「死ね」と言われたこともあります!
そんなこんなで、徐々に「ヴィーガン」という言葉自体使う回数も減り、「日本語でヴィーガン関連のネタ語るのダルいな」と思った時期もありました。
でも、今回の動画を見て、「やっぱり語っていこう!」と思えました。
なので、「あっちゃんありがとう」と言いたいです!
やさしいヴィーガンコミュニテイー作りが全人類、全動物、そして地球のためになる
中田さんの動画を見たことで、ヴィーガンに興味を持つ人も多いと思うんですよね。
それで、実際に半歩前に出る行動をする人もきっと多いと思う。
それは、素晴らしいこと!
でもみんな始めたばかり。
「それはヴィーガンじゃない」って行動もたくさん目にするようになると思います。
そんな時に、優しく見守ってあげられるようなヴィーガンのコミュニティーが、日本にも出来たらいいなと思います。
「ゆるヴィーガン」という言葉は間違ってるかもしれないけど、肉の消費が減ること自体は完全に正解。
地球を守り、出来るだけ良いカタチで次の世代にバトンを渡せるようになるたにも、すでにヴィーガンコミュニティーにいる人の協力が、今一番必要とされているように思います。
以上。
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